命– tag –
-
在宅介護の回顧録
命が心そのもの
命こそが、心そのものです。なぜなら、命とは、常(つね)としていないからです。赤ちゃんを見ていてわかるように、さっき笑ったかと思えば、今、泣き出します。このように、心はいつも変化しているのを発見できます。その変化のスピードもさることながら、そのタイミングごとの種類も異なります。嬉しさだったり、悲しさだったりします。つまり、心とは感情そのものであり、感情が反応に応じて常に変化していきます。心は、常に変化しながら生まれては滅していく機能というのが肝心なところです。 -
在宅介護の回顧録
命とは≪ 反応 ≫です
≪命≫が人生を創造する。これが理解できれば、命を鍛えると人生はより良くなると想像できます。世の中で、よく因果応報という言葉を聞きませんか?よい原因をつくれば、よい結果が返ってくるこの自然の法則ですが、上手に使える人はあまり見かけません。もし、そのような人ばかりの世の中になれば、いじめや戦争は無くなりますからね。命を鍛えるとは、良い結果づくりを上手にできるようにするプラクティスです。 -
イチオシの本
こころは原子爆弾ーその巨大なパワーを有効に使う方法
介護でお世話をした岳母も熱心に読んでくれた一冊。強く影響を受けたのが命の発見です。それも、死を直視しなければ見えてきません。つまり、命とは、生きている私たちと、ご遺体との差分。これが判った時の衝撃をよく覚えています。この命こそが心であり、相対的にしか判らない対象を直接的に観察するのがヴィパッサナー瞑想であると判った時には、瞑想実践をしない理由がなくなりました。 -
在宅介護の回顧録
≪命≫=≪生きている私たち≫-≪ご遺体≫
命とは、亡くなったご遺体と、生きている私達の比較、つまり差分によって鮮やかに浮かび上がります。≪命≫=≪生きている私たち≫-≪亡くなったご遺体≫命はこのように相対的に発見するのが最初の一歩、というお話は、岳母も納得してくれました。では、そもそも、≪ 命 ≫とは何か。岳母との会話は続きます。 -
在宅介護の回顧録
生死のレッスン
≪誰もが例がなく、死に向って生きているのか?≫この現実に、がっかりされた岳母にある提案をします。 ≪死を乗り越えてみませんか?≫≪そんなことができるのか?≫≪はい。肉体が朽ちていくのは仕方がありませんが、もちろん、できます。≫興味を持ってくださった岳母に、まずお伝えしたのが生死のレッスン。その最初が、命の発見です。
1