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在宅介護の回顧録
悔いのない選択
親が子を信じる気持ちは、とても純粋です。鬼籍に入った実母も、岳父も、そして岳母もまた、子を信じる気持ちは純粋でした。他にも、多くの親御様にも例外なくその姿を見てきました。そして、信じて、信じて、信じ切っていたのに、晩年になると実の子供に裏切られる。その時の親御様の悲しみの深さといえば、言葉では尽くせないほどです。 -
在宅介護の回顧録
親は役割
親として、子供にやってあげられることはやってやりたい。優しくもあり、当たり前のように思われるかもしれません。しかし、在宅介護ではその気持ちは、やがて束縛となり、お互いを奴隷化します。 -
在宅介護の回顧録
介護に子育ての問題は色濃く出ます
どう子育てをしたのか?その影響は、時が流れて、親御様の介護が必要になった時に結果が返ってきます。愛着で育てたのか?それとも、あふれんばかりの愛で育てたのか? この違いをよく知ってください。 -
在宅介護の回顧録
愛着をなくす
在宅介護では、誰もが例外なく取り組むべきテーマがあります。それが ≪手放す≫。この『手放す』が判る人はほんの一握りです。なぜなら、その肉体、身体さえも手放すのが在宅介護の現実です。程度の低いビジネス本にあるような『手放す』とは次元が違います。それが≪愛着をなくす≫。 -
在宅介護の回顧録
幻想を打ち破る
岳母も生と死が常に隣り合わせである事実を無視して、生が延々と続くかのような希望を抱いていたことに気づかれます。死は、在宅介護において親と子が共に直視しなくてはいけない事実であり、実はスタートラインです。岳母の在宅介護のストーリーは、≪死≫への直視が出発点です。 -
イチオシの本
くじけないこと
在宅介護の状況で逆境を感じている人だけに限らないですね。生きる上での困難さや逆風を当たり前のこととして捉えられ、それを当然のように乗り越えていきたい人におススメの一冊です。この世界、苦労≪が≫無くなるのではないのです。そうでななく、苦労≪で≫なくなる。これが最強のメンタルです。 -
在宅介護の回顧録
在宅介護の集大成へ(岳母の介護)
在宅介護の回顧録は、私にとって三度目となった岳母の在宅介護の紹介から始めます。私にとって、在宅介護の集大成ともいえる取り組みの始まりですが、その出発点は何か?明確にしていきます。 -
初めてご訪問の方へ
三度(みたび)介護を終えました
2023年。10年を超える歳月に渡り、実母、岳父、岳母と続いた在宅介護を終えました。全力を傾けたおかげでハッキリと手にした感覚があります。それは、最低限の約束と責任を果たした実感です。 -
初めてご訪問の方へ
3度目の在宅介護が始まる
岳母への生活支援・介護となる3度目の在宅介護が始りました。岳父とのお別れが、その始りのきっかけです。血がつながっていてもいなくても、私の介護の姿勢に変わりはありません。しかし、1点だけこれまでの在宅介護とは異なるところがあります。私にとって、在宅介護の集大成となります。 -
初めてご訪問の方へ
岳父の生きるを支援する
私が実母の死を受け入れられずにいた時、もっとも心配してくれたひとりが岳父でした。岳父と会う時は、いつも温かく迎えてくれて、弾む話も、どう生きればよいのか。そんなテーマが中心でした。しかし、時が経ち、徐々に衰えを隠せなくなっていきます。新型コロナ・ウイルスが連日クローズアップされた2020年の早い時期の頃です。 -
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死は生きるを詳らかにする
多くの人は、次のデザイン・コンセプトを骨格に人生を作り上げています。『私が死ぬわけない』。なので、人生100年時代というキャッチフレーズに踊らされ、何十年後の未来を心配します。でも、明日、死ぬかもしれないのに、明後日の心配をして意味があるでしょうか?実は、これがよく判っていないと、親御様の介護は上手くいきません。 -
初めてご訪問の方へ
落ち込む日々が続く
実母を亡くしたのち、私はひどく落ち込みます。流れる時の中で足は竦み立ち止まったかのようでした。その苦しみは言葉にできないものがあります。その苦しみの探求は新たな人生の扉を開けますが、当時は微塵も想像できません。 -
初めてご訪問の方へ
初めての在宅介護が始まる
私が20代か、30代のころ、親御様の介護は、突然に始まるというのをどこかで耳にした覚えがありました。当時は、気にも留めなかったのですが、私の場合、現実的にその通りになりました。サラッと書いていますが、2012年から介護が軌道に乗るまでの期間は、まさに苦労の連続といった時を過ごしています。 -
初めてご訪問の方へ
bloomavision.com|本ウエブサイトについて
本ウエブサイトの開設当初のカテゴリー構成を紹介しています。ひとつ付け加えさせてください。それは、さくら けん|記事を書いている人 の気持ちがどこにあるのか?答えは、どの記事も例外なく、在宅介護を頑張る貴方へのエールがベースになっています。 -
初めてご訪問の方へ
初めまして
『在宅介護』は、お金を払ってでもやったほうがよい貴重な経験と時間。でも、世間の評価とは違うかもしれませんね。では、在宅介護を経験すると、どんな結果が待っているのか?解き明かします。